MYST Ⅲ EXILE 非公式完全攻略ガイド

ドックのバルブ：乾ドックのバルブパズル

バルブは何のためにあるのか

　溶岩チェンバーでファンをまわして乾ドックに戻って来ました。ですが、導管から高温空気が送り込まれているはずなのに、気球は膨らみません。溶岩チェンバーから高温空気を運んできた導管は、乾ドックのバルブタワーに入り、上階、中階、下階の３つのセットのバルブに分岐します。気球は一種の風船で、空気を入れるには圧力が必要になります。飛行船をふくらませる圧力は、これらのバルブを通じて供給されますが、圧力が小さすぎれば、いうまでもなく飛行船は膨らみません。しかし、逆に圧力が大きすぎると、リリースバルブが自動的に開いて、飛行船に達する前に高温空気を排出してしまいます。したがって、気球を膨らませるには、バルブを調節して、圧力を一定のレベルに保たなくてはなりません。バルブタワーには３つの階層があって、各階層がそれぞれ４つのバルブを備えています。溶岩チェンバーのパズルを解いてからバルブタワーい到着したときには、１つを除いてバルブはすべて開いています。（つまり高温空気を排出している）下階にある１つのバルブだけは、サーヴェドロの仕業で、何かが詰まって動かなくなっています。

① バルブタワーの各階でバルブを調節する

　まずはバルブのゲージを見てみましょう。青と赤のゾーンの間にあるラインが「０」で、圧力が上昇するにつれて針は左方向に回転します。現在は、圧力が「１０」であることを示しています。左上方に「１９」のマークの赤いラインが見えます。リリースバルブを開けずに、飛行船を膨らませるには、圧力をちょうどこの値に設定する必要があります。要するに、圧力値が「１９」になるようにバルブを開ければいいのです。

ですが問題は、エレベーターも高温空気によって動いているということで、エレベーターは、ゲージが黄色の範囲内なら中階まで、赤色の範囲内なら上階まで移動することができます。つまり、エレベーターが最上階に移動するように圧力を調整して、その後、各階のバルブを調整しながら、エレベーターで降りてくれば良いわけです。

● バルブ/エレベーターの仕組み

　・バルブの仕組み
　バルブのキャップが開いていると（パイプからスチームが出ている状態）そこから空気が排出されて、圧力は「０」になります。ホイールを回してバルブのキャップを閉じると、そのバルブからの圧力はフルになります。つまり、ゲージの目盛りを上げるためにはホイールでキャップを閉じて圧力を高めれば良いのです。

・バルブタワーの構成
　バルブタワーは合計３階層で成り立っていて、それぞれの階には４つのバルブと圧力を示すゲージが備えられています。

・エレベーターの仕組み
　　バルブタワーのエレベーターは空気式で、稼動には一定の空気圧が必要になります。エレベーターの移動条件あゲージの色分けで見ることができます。

中階：黄色（２２以上の圧力）
上階：赤（４９以上の圧力）

　上記に達していなければ目的の階には移動できません。つまり高い階に行くには、飛行船を膨らませるのに必要な１９より高い圧力が必要になります。まずは上階まで行くことを目標にバルブキャップを閉めて、それから下の階に移動しながら、圧力を開放すればよいのです。

● バルブを調節する

　ゲージの赤と青の項目が「０」で、圧力は「０」から「６０」までの範囲で変化します。各バルブは１個につき以下のような圧力を供給します。

下階バルブ：１０の圧力
中階バルブ：４の圧力
上階バルブ：１の圧力

　溶岩チェンバーのパズルを解いてからバルブタワーに到着したときには、バルブのキャップは１つを除いてすべて開いています。これを調節して１９の圧力にすれば、飛行船に空気を送り込めます。下階のバルブ（１０の圧力）は１つだけ壊れていて常に閉じているので、「１９－１０＝９」で、中階と上階のバルブで合計９単位の圧力を解放すればよいのです。ｔまり、上階でバルブを１つ（１単位×１本）、中階でバルブを２つ（４単位×２本）開放すれば、下の階の１０単位と合わせて「１９」の圧力が作れるというわけです。