キャラクター

桂木弥生
CV:本多千恵子
年齢:推定29歳  身長:160cm
スリーサイズ:B 83/W 56/H 83

 桂木源三郎の娘で、源三郎の逮捕以降は桂木探偵事務所の所長を勤める。源三郎と弟子の小次郎が実働タイプの探偵とするならば弥生は事務タイプの探偵。彼らが現場で思う存分動けるように書類上のサポートをしながら探偵事務所を盛り上げてきた。小次郎が源三郎に連れられて家にやって来てからは幼馴染みのような、姉弟のような関係を経てごく自然と恋人関係へと至る。学生時代にFBIを目指して渡米しながらも卒業後は探偵としての人生を歩んだのも、父の影響と、或いは恋人でありライバルでもある小次郎の存在があったからかもしれない。 言葉遣いや態度から男勝りな厳しい印象を周囲には与えているが、本人は非常に繊細で女性的な人物。普段の彼女は冷静で十分以上に物事の分別の付く性格だが、こと小次郎との恋愛関係に話が至ると途端に慌てたり、嫉妬心を露わにするなどの可愛らしい一面も見せる。

 burst error事件の約三ヶ月前、恋人であった小次郎が父の源三郎を警察に突き出した事で事務所の信用は失墜。小次郎も事務所を独立して構えるなどもあって事務所の経営は一気に傾いてしまう。しかし、彼女は父が残した探偵事務所を放棄せず一からの立て直しを目指した。自分を捨て、父を裏切った小次郎を無理矢理憎むことで自分を追い立てる原動力にした弥生…しかし、それも小次郎が居てこその自分だと言う事に気付いた彼女は、burst error事件最中に小次郎とのヨリを戻しながらも、新たな気持ちで事務所の再建に精力を傾ける道を選んだ。
 その後は何とか現状維持で事務所を経営していくものの、かつての最盛期であった頃の勢いは戻らず、小次郎との関係もくっついてはまた別れて…を繰り返しながら4年の歳月を経る。

 「オマエが戻ってくる時の為に、私はパパのこの事務所を守り続けて来たんだ!」
4年という月日の中で弥生の「幸福」が過去に遡って居ることに、彼女自身は気付いているのだろうか。