キャラクター

御堂真弥子
CV:岡本麻弥/堀江由衣[R]
年齢:推定18歳  身長:149cm
スリーサイズ:B 77/W 52/H 79

 駐日エルディア大使ロス=御堂の娘(※ドラマCD『エルディア秘録編』によると御堂とアクアの間の子)。幼い頃テロにより爆死したことになっている。
 まりなが護衛した彼女の正体は、コードネーム「EVE」と呼ばれた有機生命体μ101。前国王の数値化した脳を移植したアンドロイドで、10歳前後の記憶はアクア・ロイドの記憶の一部を後から埋め込まれている。ボディの方は時期女王候補であるプリシアの遺伝子を利用して複製したクローン体。その為、骨格レベルに至るまでプリシアと同一の肉体を有しており、プリシア即位後は彼女に成り代わって王位に君臨するための目論見もあったと思われる。 国王の側室の娘であり、ロス=御堂の義娘である18歳の御堂真弥子を日本政府に護衛させ、王位継承を正当に受け継ぐ人物としての世論と同情を獲得。

その裏で旧エルディア情報部の残党を使って国璽を手に入れ、御堂真弥子を次なるエルディアの王として即位させ、彼女の中に眠る死亡した国王を再び王の座に就ける…それが前国王と御堂らが計画した内容だった。
 だが、旧エルディア情報部幹部である桂木源三郎らの暗躍と小次郎やまりなたちの関与によって計画は思うように進行出来ず、そもそも前国王の記憶の上に人工的に「御堂真弥子」の人格と記憶を上書きする計画自体も研究者であるドールマン=孔の死亡のために完全な成功を収めるには至らなかった。そのため、技術的な欠陥からか、或いは様々な人物との出会いを経ることで真弥子の中で人造の記憶と人格とのバランスが崩壊し始めたのか、彼女は「真弥子」であるときも精神に不安定をきたした時に幾人かの殺人を起こしたりもしている。
 そもそも計画そのものが現実レベルでの成功を修め得るものではなかったのかもしれない。死に瀕して前国王が辿り着いた狂気と、その狂気に従順した御堂の忠誠…そこから始まった愚かな暴走は、しかし、御堂真弥子という一人の少女を生み出した。