キャラクター

アクア・スティル・ロイド
CV:田中敦子
年齢:32歳  身長:160cm
スリーサイズ:B 84/W 58/ H83

 エルディアより来日してきた30代前半の女性で、御堂と意見が対立していた小次郎とショットバーで出会った。元エルディア情報局員である桂木源三郎とも何かしらの関係があったようであり、彼とはプリンセス・ホテル内で密会してもいる。

 小次郎に口説かれる程の美人であるが、小次郎は常に軽くあしらわれてしまっている。その正体はエルディア共和国政府の首相にして前国王と妾の間に生まれた娘にして、御堂の義理の娘である。
 本来ならアクアは習わしによって堕胎されるはずであったのだが、母の妾がこれを拒否し逃亡した後に御堂と結婚したため、アクアは誕生した。母である妾がアクアにも王位継承権があると主張した結果、前国王によって母は爆弾テロに見せかけて殺害されてしまう。
 その後、海外留学を経てエルディアに帰国後政治家として国政に参加。国王の死後、それまでの恐怖政治とは違い民主的な解放政治を展開するなど辣腕を振るう。しかし、急速な西洋文化の浸透や民主化への改革によって、国民が世論操作によって簡単に扇動されてしまいエルディアが他国の植民地にされてしまう事を危惧したプリシアや、エルディアの伝統文化を無視した改革に反感を抱くストールマンを、アクアは王制の信奉者と見なすようになり、御堂に協力して、自らの記憶を「Cプロジェクト」によって生み出された有機ヒューマノイド・御堂真弥子に移植。彼女を次期女王に即位させ、更にはエルディアの王制を廃止させる事で、プリシアの次期女王即位を妨害しようと目論む。

 また、このアクアの行動によって、プリシアもアクアが前国王の記憶の眠る真弥子を使って、エルディアに再び恐怖政治を展開させようとすると勘違いさせる事になってしまい、戴冠式当日になってようやく和解が成立。アクアはプリシアの女王即位を承認した。しかしその時のプリシアとの密談を前国王の人格が眠っている真弥子が目撃してしまい、最終的には前国王の人格に支配された真弥子によって裏切り者として殺害される結末となった。