キャラクター

二階堂進
CV:上田祐司
年齢:推定25歳  身長:177cm

 桂木探偵事務所の所員。所長である弥生に気があるらしく、彼女と恋人関係にある小次郎のことは随分前から勝手にライバル視しているが、おぼっちゃん育ちでプライドが高いのでいつも小次郎のいいおもちゃにされている。
 小次郎がつけたあだ名は「東海道新幹線」とかいろいろ。すぐムキになる性格がおもちゃにされる大きな要因であることに彼自身はあんまり気づいていないらしい。また相当の女ったらしでもあったらしく、彼女の一人であるカメラマンの柴田茜を利用して小次郎の周囲を調べさせていたりもしていた。 小次郎が別に事務所を構えて居なくなったため本格的に弥生を手に入れようとするが、彼女の心は小次郎を忘れることができなかったためにあっけなく失敗。「所長を二重の意味で手に入れる」と言った彼は事務所を我が物にしようと裏で画策し、絵画の捜索依頼をストールマン(ディーブ)の他に御堂からも受けていた。

 しかし深入りしすぎたため「テラー」の手によって惨殺されることになる。その死はストールマン=孔を殺した後、罪の意識に苛まれての自殺と発表された。
 ちなみに小次郎のライセンス停止や桂木探偵事務所融資の話で時折父親の存在を匂わせているので、彼の父親はある程度業界に発言権を持つ有力者と思われる。彼の父は父で大きな探偵事務所を持っているのかもしれないし、もしかしたら父親は政治家なのかもしれない。しかも話の流れから察するに随分息子に甘い印象も受けるが、それが二階堂のプライドの高さと、一方でその父の力をバックに執拗に仕返しする術を彼に身に付けさせたのだろうか。